同接データの比較
※今回の調査にはSteamchartsというサイトを利用しています。比較的、信用できる数字だと言われていますが、100%の精度を保証するものではないことをご理解ください。
また、PS4版の数値が含まれていないため、あくまで参考程度にお楽しみいただけたらと思います。
最大同接
・スト5→約14,000人
・スト6→約70,000人
どちらもリリース月に記録しています。
平均同接
・スト5→約2,000人
・スト6→約20,000人
こちらは概算ですが、10倍前後は平均同接に差がありそうです。
リリース1年後の最大同接
・スト5→約1,800人
・スト6→約69,000人
スト6は1周年を控えたタイミングで豪鬼を追加しました。それによりアクティブユーザーが激増し、ピーク時の同接は約2.5倍にまで増えています。
大成功のスト6。そしてスト5に残るプレイヤー達。
間違いなくスト6は成功したと言って間違いない結果となりました。1年後にリリース時と同程度の同接があるのというのがその証でしょう。
しかしながら、FPSゲームと比べると格ゲー(スト6)が本当に流行ったと言えるにはまだまだこれからというのが現状だとは思います。
Steamchartsに載っているFPSでは、APEXがピーク時約400,000人、CSGOが約1,000,000人の同接があり、ValorantやPUBG等の他のタイトルを含めるとFPS全体のプレイヤー数はかなりの数になるでしょう。
ストリーマーやプロを中心に流行っていることもあり、配信サイトの視聴者数ではFPSに負けない数字になるので、今後はアクティブユーザーを増やすにはどうするべきなのか?が課題になっていくのではないかと思います。
そして今回の調査で驚いたのが、スト5にピーク時400人程のアクティブユーザーが今もいることです。
400人のアクティブユーザーであれば、恐らくマッチングはそれなりにはする数字だと思います。初心者が入るには厳しいでしょうが、経験者であればまだスト5はギリギリ楽しめるゲームという事なのでしょうか。
Year2は成功するのではないか?
Year1で追加されたキャラはラシード,AKI,EDO,豪鬼の4体です。この中で同接の急上昇に至ったのはデータ上は豪鬼のみでした。豪鬼以外のキャラ追加の時は約2~3割増といったところ。
スト6から始めたプレイヤーも多い事から、よっぽどの話題性がない限りストリートファイターシリーズのキャラが追加されても?になってしまうユーザーが多いのではないかと思います。
そのことから、別ゲーからの参戦という話題性は新規ユーザーを惹きつける重要な要素となり、特にスマブラにも登場するテリーと元祖お色気キャラの不知火舞は話題性十分。スト6が長く人気のゲームになるには最高の選択であったのではないかと考えています。