数えきれない程の種類があるゲーミングマウス。価格も様々で、何を基準に選べばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。今回は、初心者に向けてゲーミングマウスを選ぶ際に押さえておきたいポイントについて解説していきます!
手の大きさを確認しよう!
マウスを選ぶ際の一つの基準が手の大きさです。自分の手の大きさが平均よりも大きいのか小さいのかを確認しておきましょう。
手の大きさは、手首の一番上の横のしわから中指の先までです。
※以下で紹介する数値は世界雑学ノートの記事を参照しています。
・日本人の手の大きさ
男性:183.4mm
女性:169.3mm
平均:176mm
・アメリカ人の手の大きさ
男性:193.04mm
女性:172.72mm
平均:182mm
やはり日本人の手の大きさは世界的に見ても少し小さいようです。なので日本人の平均よりも小さい方は、小さめのマウスを使用すると手に合う可能性が高いのではないでしょうか。
私が人気マウス約100種類のサイズを比較した結果、長さ122mm、幅65mm、高さ39mmが平均値となりましたので参考にしてください。
持ち方を確認しよう!
マウスの持ち方には大きく分けて3種類あると言われています。マウスのメーカーも持ち方に適したマウスを販売していますので、持ち方の確認が大事です。
かぶせ持ち
手の平全体でマウスに覆いかぶせるようにする持ち方です。
マウスと手の接地面積が一番大きいので、マウスのサイズや形状による影響を一番受けやすい持ち方だと思います。人間工学に基づいて設計された左右非対称のエルゴノミクスマウスが一番手にフィットしやすいためオススメです。
また、マウス全体をホールドするように持つため安定感はありますが、力が入りやすいためマウスパッドの性能に一番影響を受けやすい持ち方です。
・マウスパッドの滑りと厚みを確認しよう
つまみ持ち
マウスを指先のみでつまむようにする持ち方です。
手がマウスに接している面積が一番小さいため、マウスの形状による影響は受けにくいです。しかしながら、力が一番入りにくいため重さによる影響を受けやすいので、軽いマウスを好むかたが多いです
・軽いマウスが合う可能性が高い
つかみ持ち
一般的にはマウスを指先と手の付け根部分で挟みこむようにして持つ持ち方ですが、人によっては手の
平の部分がマウスに接している、かぶせ持ちに近い持ち方の方がいたり、小指と薬指のポジションや握り方にかなり個人差があり、定義が曖昧なためマウス選びが非常に難しい持ち方です。
唯一の共通点としてはマウスを挟み込むように持つため、平たいマウスよりもマウスの後部に高さがあるマウスのほうが挟み込みやすいと言われています。
・マウス後部が高いマウスを選ぼう
有線? or 無線(ワイヤレス)?
少し前までは無線マウスには入力に遅延があったり、バッテリーの持ちが悪い等の理由から、ゲーム用途の無線マウスは敬遠されてきましたが、昨今の無線マウスは有線よりも早い応答速度のマウスが主流になりつつあり、バッテリーもフル充電で一週間は使えるものもあります。
Amazonのゲーミングマウスランキングでも、上位10位中8製品が無線のマウスなので、現在は無線のマウスが主流と言ってもいいのではないでしょうか。
しかしながら、無線マウスは有線に比べて基本的に価格は高めになりがちです。同じモデルの有線版と比べて無線版は3000円~5000円程度高くなる傾向にあります。お財布に余裕があれば無線をオススメしますが、プロの方でも有線マウスを使用している方もいますし、マウスバンジーを使用すれば有線のわずらわしさは解消されますので、手に合うマウスであれば有線でも問題はないと思います。
有線のメリットとデメリット
メリット
・価格帯が安い
・充電の必要がない
デメリット
・人によってはコードがわずらわしい
・パソコンの位置によってはコードが届かないことも
無線のメリットとデメリット
メリット
・コードがないため快適
・場所を選ばず使用できる
デメリット
・価格帯が高め
・充電が必要
まとめ
今回はゲーミングマウスの選び方を紹介しましたが、個人差やその時プレイしているゲームタイトル、マウスパッドの影響を受けて求めるマウスが微妙に変化したりもします。
プロゲーマーやコアなゲーマーな方だと10種類以上のマウスを所有していることも多々あり、その時のゲームやマウス感度、気分などで使用するマウスを交換しているのです。
おおまかに自分の適性を決めて、その範囲の中で新しいマウスを探すのも楽しみの一つかもしれません。