最近Twitterを見てるとあまりにも多くのチート販売業者や規約違反行為をした投稿が目に付きます。恐らくは子供がいたずらをする感覚でやっていたり、有名になりたい等の承認欲求からの行動だとは思うのですが、投稿の返信欄を見てるとチートが犯罪であるという認識のない人、BANされて終わりだと思っている人の多さに驚愕してしまいました。
今回は改めてチートによって逮捕された事例をいくつかまとめていきたいと思います。
チートで捕まった実例
タイトルには逮捕と書いてありますが、厳密には書類送検のみのケースもあります。
容疑者に逃亡の恐れがいない・証拠隠滅の恐れがない場合や、容疑や証拠が固まっていて取り調べの必要がない場合は逮捕の過程を省くようで、最終的な処分の軽重には影響しないようです。
また日本の刑事裁判の有罪率は99%以上と言われていますので、一般的には逮捕or書類送検と出ていたらほぼ有罪=前科となるでしょう。
参照元:ベリーベスト法律事務所
サドンアタック 2013年
参照元:神奈川新聞
容疑:電子計算機損壊等業務妨害の疑い
容疑者:福島県会津若松市の大学1年生(18)
奈良県五條市の私立高校3年生(17)
徳島市の専門学校生(17)
チートツールを開発・販売した学生2二人と、そのツールを使い動画投稿等で収益を得ていた学生一人が書類送検されたようです。
今回は書類送検で済んだものの、他の法律に抵触している可能性もあり、罪が重くなる可能性があると警察が話している記事も他にありました。
モンスターハンターフロンティアG 2016年
参照元:産経新聞
容疑:私電磁的記録不正作出・同供用容疑
容疑者:奈良県桜井市の通信制大学3年の男(20)
チートによるキャラクターやアイテムの強化の代行を、ネットオークションにて販売して収益を得ていたようです。
荒野行動 2020年?
ニュースサイトによる記事ではないですが、荒野行動の開発者の方のツイートのため信憑性はかなり高いと思います。実際に逮捕されたのかまでは詳細はわかりませんが、チートの使用のみでも逮捕をされたり、運営にこのような対応をされるということです。
容疑:電子計算機損壊等業務妨害
著作権法違反
にゃんこ大戦争 2022年
参照元:京都新聞
容疑:私電磁的記録不正作出・同供用
容疑者:17~39歳の男女5人
チートを使い不正にアイテムを増やしたデータなどを販売したり、アイテムを増やす代行等をしていたようです。
チートは犯罪です。やめましょう
上記の実例からわかる通り、チートは犯罪行為です。
確かに金銭の授受を伴っているかは逮捕に繋がる可能性に影響はありそうですが、基本的にはゲームの運営会社と警察がどれだけ本腰になるかの匙加減でしょう。チートを使用した時点で逮捕=有罪になる可能性があるわけです。
チートを使ったところで得られる物もお金もほとんどの場合大した事はないでしょう。上記の実例でもほとんどの場合、数十万円規模です。たったの数十万円で前科が付くのは愚かとしか言いようがありません。
利用規約を守って楽しくゲームをしましょう。